（英国環境・食料・農村地域省より）

英国、ロンドン発－英国の環境・食料・農村地域省は３月20日、同国が「再生可能エネルギー・エネルギー効率化パートナーシップ」（ＲＥＥＥＰ）に対し、来年の資金援助として250万ポンドを拠出することを明らかにした。これはエネルギー担当マルコム・ウィックス大臣がＧ20出席のため訪問中の日本で語ったもの。

ＲＥＥＥＰは、各国政府、ＮＧＯ、企業などから成る国際的な組織で、再生可能エネルギーとエネルギー効率化技術のための世界的な市場拡大を目指している。2003年に設立されて以来、英国はこれまで約900万ポンドを提供してきており、ＲＥＥＥＰへの最大の資金提供国になっている。

この発表に際しフィル・ウーラス環境担当大臣は、「世界は一刻も早く低炭素経済に移行しなければならない。英国は、自国の低炭素成長に向け本腰を入れているだけでなく、ＲＥＥＥＰへの拠出や他の低炭素開発への資金援助を通じて、他国への支援にも真剣に取り組んでいる」と述べた。

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