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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年04月03日
ドイツ、再生可能エネルギー利用をさらに拡大:2007年速報データ
(ドイツ連邦環境省より)
ドイツ、ベルリン発-ドイツ連邦環境省は3月14日、2007年における再生可能エネルギー利用に関する最新データ(速報値)を発表し、同国が目標達成に向け順調に進んでいることを伝えた。データによると、再生可能エネルギーは、2007年の電力消費量全体の14.2%に達した。前年と比較すると20%増加しており、1年間の増加分は、ハンブルク市の電力をまかなえる量に相当する。
風力エネルギーは、いくらか伸びが鈍ったものの、再生可能エネルギーによる発電の中では最も大きな割合を占めている。また、バイオマス発電が顕著な伸びを示した。埋立地および下水処理施設からのガスや有機性廃棄物を含めたバイオマスによる発電は、今回初めて水力発電を上回った。
全体でみると、ドイツの総エネルギー消費量に占める再生可能エネルギーの割合は8.5%に上昇した。2007年の二酸化炭素(CO2)排出量に関しては、再生可能エネルギーの利用により、合計約1億1,400万トンのCO2が削減された。そのうちの約5,700万トンが「再生可能エネルギー法(EEG)」による成果として削減された。
DSR指標= DSR指標とは?
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ドイツ、再生可能エネルギー利用をさらに拡大:2007年速報データ