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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年04月06日
UNFCCCバンコク会議、2008年の作業計画合意で閉幕
(国連気候変動枠組条約事務局より)
タイ、バンコク発-162カ国の代表が参加していた国連バンコク気候変動会議は4月4日、2009年末のコペンハーゲン会議に向けた、長期的な気候変動に関する国際合意の交渉作業計画に合意して閉幕した。合意によれば、年内開催される3回の会合でコペンハーゲン合意に含まれる5つの要素(国際長期ビジョン、緩和策、適応策、技術、金融)について交渉が行われ、来年は少なくとも4回の会合を開催する予定。
次回会合は6月のボン(ドイツ)会議で、主な議題は、金融と技術を通じた適応策の向上、低排出技術の開発・移転の拡大、同技術の普及など。続く8月のガーナ会議では、主に緩和策の強化、セクター別のアプローチと対策などについて話し合う。今年最後の会合となる12月のポズナン(ポーランド)会議では、リスクマネジメント、リスク緩和戦略、技術、長期削減目標を含む国際長期ビジョンなどについて交渉が行われる。
また今回のバンコク会議では、「途上国による排出削減目標達成および持続可能な開発への貢献を促す方策として、クリーン開発メカニズム(CDM)、共同実施(JI)、排出権取引など、市場ベースのメカニズムの利用を継続・改善していくべき」との見解も明確に示された。
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UNFCCCバンコク会議、2008年の作業計画合意で閉幕