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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年04月20日
アマゾン熱帯雨林破壊進む:最新衛星画像で明らかに
(ワールドウォッチ研究所より)
ワシントン発-ワールドウォッチ研究所は4月16日、ブラジル政府機関が公表した高解像度画像によるとアマゾン熱帯雨林の破壊が進んでいる可能性があると発表した。『仮邦題:驚くべきアマゾン熱帯雨林の減少』(The Incredible Shrinking Amazon Rainforest)の著者ティム・ヒルシュ氏は、雑誌『ワールド・ウォッチ』5・6月号で、「画像は、3年間にわたる森林破壊の減少が終わったことを示唆している」と述べている。
ブラジル国立宇宙研究所(the Brazilian National Space Research Agency (INPE))は、この衛星画像を用いて、2007年8月から12月までの間に7,000平方キロメートルの熱帯雨林が消失したと推定した。 前年(2006年8月から2007年7月まで)一年間で消失した11,000平方キロメートルを上回る数字である。
ブラジルのルーラ大統領は、このINPEの推定結果の正当性に疑問を呈しているが、森林保護国への報奨金を将来の利益として見込んでいるブラジルは、もし森林破壊が増加傾向にあるなら、経済新興国として、また国連安保理常任理事国入り候補国として、多くを失うことになる。
DSR指標= DSR指標とは?
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アマゾン熱帯雨林破壊進む:最新衛星画像で明らかに