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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年05月02日
豪州連邦科学産業研究機構 シドニーの気候変動影響度マップ作成
カテゴリー:気候
(豪州連邦科学産業研究機構より)
豪州連邦科学産業研究機構(CSIRO)は4月29日、シドニー沿岸部が受ける気候変動影響の度合いを表した地図を公表した。
地図は、気候変動上の予測と社会経済上のデータを元に作成されており、「過度の熱波と健康上の影響」「海水面上昇と沿岸管理」「過度の降水量と暴風雨の管理」「山火事」「生態系と天然資源」の5つの観点から、シドニーが気候変動影響を受けた場合の「もろさ」がわかるようになっている。
調査チーム代表のベンジャミン・プレストン博士(CSIRO気候変動対応策調査プログラム(CSIRO Climate Adaptation National Research Flagship))によると、「シドニーでは、地理的位置や人口、気候変動のリスクを抑えるために使える資源やツールの違いにより、さまざまな地域で、異なる気候変動が起こる」という。
シドニー沿岸都市自治体グループ(SCCG:Sydney Coastal Councils Group)のウィジーコム事務局長は、「このように脆弱性を評価することは、その地域において予測される気候変動影響をより理解し、さらに効果的で適応できる管理を行っていくための第一段階である」と語っている。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080502_1.html
豪州連邦科学産業研究機構 シドニーの気候変動影響度マップ作成