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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20080504

研究報告:成層圏に硫酸塩粒子を注入する温暖化対策、オゾン層破壊の可能性あり

カテゴリー:科学

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(米国国立大気研究センターより)

米国、コロラド州ボールダー発-米国国立大気研究センター(NCAR)は4月24日、「『硫酸塩粒子を成層圏に注入して地球温暖化を相殺する』という対策は、地球を守っているオゾン層に多大な影響を及ぼすことが、NCARの研究チームによる新たな研究結果で明らかになった」と発表した。この研究結果は、米科学誌「サイエンス」のオンライン速報版「サイエンス・エクスプレス」に24日付けで掲載された。

近年、地表温度低下や地球温暖化緩和の策として「地球工学」を用いた案が研究されており、その中でも「太陽光線をブロックする硫酸塩粒子を大量に成層圏へ定期的に注入する」という方法は、ノーベル賞受賞者であるPaul Crutzen氏らが研究して最近最も話題になっているものである。この方法は、大きな火山噴火で硫酸塩粒子が放出されたことによって地表温度が下がったことからヒントを得たものである。

一方、大きな火山噴火によって一時的に成層圏のオゾン層が薄くなることから、NCARのSimone Tilmes氏らはこの地球工学的対策が南極や北極の上空にあるオゾン層に及ぼす潜在的影響について、観測とコンピュータシミュレーションで硫酸塩粒子とオゾン層破壊の関係を分析することで研究した。その結果、「硫酸塩粒子注入策を実施した場合、北極上空のオゾン層の4分の1から4分の3が破壊され、南極上空のオゾンホールの回復も予測よりも30年から70年遅れるだろう」と結論付けた。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080504_1.html
研究報告:成層圏に硫酸塩粒子を注入する温暖化対策、オゾン層破壊の可能性あり

 
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