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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年05月05日
国連の世界気象機構、気候変動に脅かされたアフリカの農民を支援
(国連より)
ニジェール、ニアメー発-国連の世界気象機構(WMO)は4月25日、WMOとスペインの気象庁がニジェールのニアメーで開催した会合の後、気候変動が作物に与える被害が大きいと予測されているアフリカの5カ国の約1万人の農民を対象に、低コストの雨量計設備と農業専門家による移動セミナーが行う支援計画を発表。
WMOはスペインの支援を受け、ブルキナファソ、マリ、モーリタニア、ニジェール、セネガルの希望者の農民に、雨量計を配布し、播種、施肥、収穫を計画するために、降雨データを活用する方法についての研修を行う。移動セミナーでは、天候と気候のリスク管理に関する情報を農民に提供することで、自立の支援を目指している。
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の予測によると、西アフリカでは、特に乾燥及び半乾燥地域の縁に沿って、農業に適した面積、成長期の長さ、作物収穫量がすべて減少する見込みである。いくつかのアフリカ諸国では、天水農業による収穫量は、2020年までに50%も減少する可能性がある。
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国連の世界気象機構、気候変動に脅かされたアフリカの農民を支援