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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年05月06日
米、自動車燃費の規制案を公表:2015年までの5年間、年4.5%づつ改善
(米国運輸省より)
米国運輸省のメアリー・ピーターズ長官は4月22日、自動車の燃費を2015年までの5年間で25%向上させる規制案を公表した。この案は、乗用車と小型トラックの燃費を、2011年から2015年まで年平均4.5%づつ向上させるとしており、米議会が昨年提案した年率3.3%のベースラインを上回るもの。
乗用車の燃費に関しては、現行の1ガロンあたり27.5マイルを、2015年までに35.7マイル(約15.2 Km/リットル)に引き上げ、小型トラックは、1ガロンあたり23.5マイルから28.6マイル(約12.2 Km/リットル)に引き上げる。これにより、約550億ガロンの燃料が節約され、5億2,100万メートルトンの二酸化炭素削減が見込まれる。また、対象となる車両の耐用期間を通じて1,000 億ドル以上の燃料費が節減できるという。
同長官は、「この提案は歴史的にひじょうに野心的なものであるが、達成は可能だ」と述べ、「現在の燃費向上技術をみれば、そう遠くない将来にガソリン以外の燃料で自動車が走ることは十分考えられる。しかし、それまでの期間は、燃費向上と消費者の負担軽減のためにできるだけの努力を続けるつもりである」と語った。
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米、自動車燃費の規制案を公表:2015年までの5年間、年4.5%づつ改善