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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年05月21日
ニューヨーク初のトリ・ジェネレーションシステム稼動開始
(ENSより)
ニューヨーク発-ニューヨークのブルームバーグ市長は5月15日、ブロンクス区にある5万5,000人のニューヨーカーたちが住む集合住宅「コープシティ(Co-Op City)」に設置された市内初のトリ・ジェネレーション発電設備のスイッチを入れた。かかった費用は6,500万ドル。
この設備は少ない燃料で動作し、温室効果ガス排出量と汚染物質を40%削減する。またコープシティの住民が一年間に消費する電気代は1,500万~2,500万ドルが削減されることになるという。
今回導入されたトリジェネレーションは、3つの機能を併せ持つシステムで、発電機能に加え、発生する熱や蒸気を冷暖房に利用し、過剰に発生した蒸気もタービンに回して電気や熱エネルギーを生産する。
新たに設置された発電設備は、ニューヨーク市内の配電網には接続せず、完全自給のしくみ。余剰電力は停電や電圧低下の際に電力会社が使えるようにする。
昨年、PlaNYC(よりグリーンですばらしいニューヨーク:PlaNYC: A Greener, Greater New York)を打ち出したブルームバーグ市長は、「この新設備は私たちのPlaNYCのもう一つの重要な目的を達成するのに役立ち、ニューヨークを米国内のどこの主要都市よりも一番空気のきれいな街にしてくれるだろう」と述べた。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080521_1.html
ニューヨーク初のトリ・ジェネレーションシステム稼動開始