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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年05月24日
グーグル・アースで気候変動をビジュアル表示
(英国気象庁より)
グーグル社の衛星地図ソフト「グーグル・アース(Google Earth)」を利用して気候変動の影響を表示するサービスが5月19日から始まった。このプロジェクト(Climate Change in Our World)は、グーグル社、英国政府、英国気象庁ハドレーセンター、英国南極局の連携により実現したもの。グーグル・アースのユーザーは、2種類の気候変動情報(アニメーション)を見ることができる。
一つは、英国気象庁ハドレーセンターの最新の気象科学データを使ったもので、温室効果ガス排出予測の中間値を基にした今後100年間の世界の気温変化を表示する。もう一つは、英国南極局が作成したもので、南極の氷冠が1950年代から後退していく様子を表示する。
ヒラリー・ベン環境大臣は、「気候変動により、世界の地図は書き換えられている。行動を起こさなければ、その影響は世界各地に及ぶことになるだろう」と述べ、さらに「このプロジェクトは、人々に気候変動の現実を示すものであり、人々の理解を助けることによって、気候変動に対処するために必要な真剣な取り組みを引き出すことができる」と語る。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080524_1.html
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