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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20080603

グリーンピース、熱帯雨林破壊に歯止めをかける新計画を発表

カテゴリー:政治, 気候, 生態系, 社会

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(グリーンピース・インターナショナルより)

ドイツ、ボン発―グリーンピースは5月20日、ドイツのボンで開催された国連の生物多様性条約第9回締約国会議(COP9)で、世界の熱帯雨林に歯止めをかけるための新しい提案を発表。

提案された「気候のための森(Forests for Climate)」計画では、歴史的に温室効果ガス排出量の最も多かった豊かな国々が、気候変動と戦うための義務の一部として、新しい世界基金への提供を求められる。同基金は熱帯雨林の破壊を止めた国々に対する報酬として使われる。グリーンピースは、2012年以降に発効する世界の気候に関する次期枠組みに、今回の提案を含みたいと考えている。

グリーンピースの推定によると、熱帯雨林の破壊に歯止めをかけ、熱帯雨林に生存する動植物を保護し、居住者の権利を守るためには、年間200億~270億ユーロが必要だという。「気候のための森」計画により、この規模の資金が調達される見込み。

また、グリーンピースは、今回のCOP9が開催されたドイツ政府に対して、今年と来年以降の5年間で年間20億ユーロの資金提供を約束するように働きかけている。これにより始まる緊急資金により、途上国に対する報奨金をすぐに与えることが可能になる。グリーンピースは、G8諸国にもこれに続いて欲しい考え。

グリーンピースで森林キャンペーンを担当するクリストファー・ティースは、「この計画を実施するために2012年まで待つことはできない。だから今、豊かな国々に緊急の世界基金への提供を呼びかけているのだ」と述べた。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080603_1.html
グリーンピース、熱帯雨林破壊に歯止めをかける新計画を発表

 
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