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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年06月12日
新地図でアフリカ大陸の環境変化が明らかに
(ENSより)
南アフリカ、ヨハネスブルク発― ヨハネスブルクで6月7日から本日12日まで開催されているアフリカ環境大臣会議で、6月10日、最新の地図が公表された。アフリカ各国の100以上の地点で撮影された300枚を超える衛星写真を使ったもので、この地図により過去35年間にわたってアフリカ大陸がいかに変化したかが明らかになった。
「アフリカ:環境変化のわかる地図」(Africa: Atlas of Our Changing environment)と題されたこの地図は国連環境計画の編さんによるもので、それによると、氷河の融解や町に変えられた森林、食用にされ消滅しつつある野生動物など、悪化した状況が見られた。一方で、改善された管理実行により森林や希少種が回復していることなど、よい変化も確認されている。
発見された主な事項として、コンゴやナイジェリアなど35カ国で見られる森林消失、アンゴラ、エチオピアなど34カ国で起こっている生態系の消失、カメルーン、ガーナなど32カ国の土地劣化などが挙げられている。気候変動はこうした問題を進める力として起こっており、大陸中で引きこされている劇的な変化をさらに激化させる傾向にあるという。
地図は閲覧できるようになっており、地図作成に使用された写真やグラフなども無料でダウンロードできる。デジタル版は有料で購入可能となっている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080612_1.html
新地図でアフリカ大陸の環境変化が明らかに