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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年06月23日
独仏首脳、自動車の二酸化炭素排出規制を受け入れ
(ドイツ連邦政府より)
ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領は6月9日、ドイツのシュトラウビングで会談し、両国が、欧州委員会の提案する自動車の二酸化炭素(CO2)排出規制を受け入れることを明らかにした。欧州委員会は、自動車から排出されるCO2を2020年までに1kmあたり120g以下にする規制を導入する方針を示している。
将来的にはより厳しい規制を導入するべき、としながら、メルケル首相は、「すべての車種を対応させるには段階的な措置が必要」と述べ、柔軟な移行期間が必要であることを強調した。規制は新車のみに適用する、としている欧州委員会の提案に対し、同首相はかなり踏み込んだ発言をしている。
また、2008年後半のEU議長国となるフランスにとって、EU気候変動政策の策定は優先課題の一つ。2008年末までには気候変動を防ぐための行動計画をまとめなければならない。同首相は、「両国の協力があってこそ実現できるもの」と述べ、「両国における産業の競争力を保つことの重要性を見失わないことも大切」と語った。
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独仏首脳、自動車の二酸化炭素排出規制を受け入れ