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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年07月03日
米国ハワイ州、新築一戸建て住宅に太陽熱温水器の設置を義務づけ
(ハワイ州知事HPより)
米国、ハワイ州ホノルル発-ハワイ州のリンダ・リングル知事は6月26日、同州で最も豊富な再生可能エネルギー源の一つである太陽熱の利用を増やし、輸入石油への依存度を減らす法案に署名をした。これにより、同州は、新築一戸建て住宅に太陽熱温水器の設置を義務づける全米初の州となる。
この法案は、2010年1月1日以降、太陽熱温水器を設置しない新築一戸建て住宅に対しては、建築許可を出さないというもの。ただし、森林地帯など太陽光が届きにくい場所に建設する場合、全体的に見てソーラーシステムのコストが高くつくときや、その建物が代わりの再生可能エネルギー源を利用するときには、例外として認められる。
「この法律は、ハワイ州のエネルギー自給に向けた長期計画において重要な一歩を示すものです。2030年までに、ハワイ州で使用するエネルギーの70%をクリーンエネルギーで賄うという目標を達成するためには、太陽光だけでなく、この土地の再生可能資源を大いに利用した革新的なエネルギー対策を進めていく必要があります」とリングル知事は語る。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080703_1.html
米国ハワイ州、新築一戸建て住宅に太陽熱温水器の設置を義務づけ