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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20080705

ブレア前英首相、洞爺湖サミットに向けた提言書を発表

カテゴリー:政治, 洞爺湖サミット, 社会, 経済

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(クライメイト・グループより)

トニー・ブレア前英首相は6月27日、英国のNPO団体「クライメイト・グループ」とともに作成した、洞爺湖サミットに向けた提言書、「気候問題の打開へ向けて--低炭素未来への道」を東京都内で発表した。

この報告書は、2009年末のコペンハーゲン会議に向けて、世界が気候変動問題にどう取り組むべきかを提言したもの。「地球温暖化問題の啓発というより、むしろ、現実的な道筋が明確に示されている」と前首相は述べる。

また、「科学者たちが温室効果ガスの影響を懸念し、抜本的な対策を求める一方で、政治やビジネスのリーダーたちは、問題を理解しながら、実行に移せるかどうかで決断を迷っている。両者の間に大きな亀裂が生じることは危険である」と警告する。

さらに、現実的な道筋、すなわち、より短期的な目標を描くことが重要であるとし、「コペンハーゲン合意は、2050年、あるいは2020年までにすべての問題を解決するという取り決めを結ぶのではない。最新の知識や科学の解明に応じて、改訂や調整を加えていくプロセスを開始しよう」と述べている。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080705_1.html
ブレア前英首相、洞爺湖サミットに向けた提言書を発表

 
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