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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年07月08日
国連事務総長がサミット参加国へ呼びかけ:地球規模の危機に断固とした対応を
(国連より)
国連の潘基文事務総長は7月3日、主要国首脳会議(洞爺湖サミット)の開催を前に、ワシントン・ポストを始めとするG8諸国の報道機関に寄稿し、サミットでは、世界的な食糧危機への対処、気候変動対策、貧困の根絶に向けて断固とした対応をとるよう呼びかけた。
「今回のサミットは、飢餓や貧困に苦しむ人々の要望に応え、持続可能なエネルギー技術を推進し、気候変動の危機から世界を救い、世界の経済成長を維持するために、各国が地球規模で協力できることを証明する、かつてない機会である」と潘事務総長は述べる。
そして、「燃料、食料、商品価格の高騰に加え、気候変動と環境の悪化が地球の未来を脅かしている。我々は、地球規模の景気拡大による利益を、経済成長から取り残された「底辺の10億人」と呼ばれる人々に行き渡らせる方法を見つけなければならない」と主張している。
さらに気候変動に関して、「G8各国の首脳は、気候変動対策の適応基金に資金を提供し、確実に運用させることで、大きく前進することができる」と述べるとともに、温室効果ガス排出削減の包括的な合意に向けた交渉を推し進めるよう要求している。
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国連事務総長がサミット参加国へ呼びかけ:地球規模の危機に断固とした対応を