本文の先頭です。
日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年07月20日
ルーマニア 高効率のコージェネレーション設備への助成金制度実施へ
カテゴリー:エネルギー
(ルーマニア政府より)
ルーマニア政府は7月9日、高効率のコージェネレーション設備製造に対する助成金計画実施のための基準と条件を定めた決議案を承認した。有益な熱エネルギーの需要に応えるもので、政府の会合でタリチャーヌ首相が発表した。
助成金制度の対象となるのは、所定量の電気を製造する商業目的のコージェネレーション工場を所有、または管理する電気・熱エネルギー製造者で、1単位(メガワット時)ごとに現金が毎月支払われる。コージェネレーションシステムによって電気を製造し、国の配電網に供給することが条件である。
コージェネレーションシステムにより、決められた条件下で製造された電気の販売価格は、ルーマニア・エネルギー規制局(ANRE)の局長の指令により決まる。2009年から2022年までの発効期間における価格は1メガワット時当たり40ユーロ以上になる見込み。タリチャーヌ首相は、「今回の決議は、電気と熱エネルギーの高効率の技術利用を促進するため。こうした技術は温室効果ガス排出量の基準達成に大きく貢献できるしくみである」と述べている。
DSR指標= DSR指標とは?
この記事のURL
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080720_1.html
ルーマニア 高効率のコージェネレーション設備への助成金制度実施へ