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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年08月06日
報告:気候変動が米国各州にもたらすコスト、数十億ドル規模か?
(米国メリーランド大学より)
米国メリーランド大学は7月23日、気候変動が米国の多くの州にもたらすコストは、数十億ドル規模に達するだろうという新しい研究結果を発表。研究者たちによると、こうした観光業、森林業、水資源、保健、農業などに及ぼすコストはすでに発生しており、この状況は続くと予測されている。
既存データと新しい分析をもとに、8つのプロジェクトでは、気候変動がコロラド、ジョージア、カンザス、イリノイ、ミシガン、ネバダ、ニュージャージー、オハイオに及ぼす長期的な経済影響について予測。現在はこの他の州についての研究も進められている。
メリーランド大学総合環境研究センター(Center for Integrative Environmental Research)のマティアス・ルース所長は、「この研究すべてに共通する重要点があるとすれば、気候変動への対応の遅れは多大なコストをもたらすということで、州と国の指導者たちは、積極的な対策を講じることで長期的には節約できるだろう」と述べた。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080806_1.html
報告:気候変動が米国各州にもたらすコスト、数十億ドル規模か?