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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年08月10日
南アフリカ共和国 気候変動政策の戦略と枠組発表
(南アフリカ共和国 環境観光省より)
南アフリカ共和国政府は7月28日、気候変動政策における政府のビジョン概略と戦略的方向性、枠組みについての声明を発表した。これは、政府が2006年に始めた気候変動の長期的緩和シナリオ(long-term mitigation scenario: LTMS)策定から2年半にわたり、政府、企業、市民、労働者が関わってまとめたもので、7月の閣僚会議に提出された。
会議で南アフリカ政府はLTMSの政策上の意味を議論し、野心的なビジョンの概要をまとめた。さらに、今後直面するであろう気候変動課題に確実に対処するための、科学的にも経済的にも強固で革新的な政策枠組みを採択、南アフリカにおける気候変動対策の戦略的な方向性を示した。
声明によると、政府のビジョンは、「温室効果ガス排出量は2020年から2025年に、その上昇を食い止めなければならない」「競争上の優位性を見直し、エネルギー集約型から気候にやさしい経済に移行する」「気候変動影響に対する早期警告と気候被害を抑えるためのシステムを拡大する」など7項目に分けて掲げられている。そのほか、3項目にわたる「緩和戦略」と「2009~2012年の方針」がまとめられている。
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南アフリカ共和国 気候変動政策の戦略と枠組発表