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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年08月11日
サンフランシスコ市長、全米で最も厳しいグリーン・ビルディング条例に署名
(サンフランシスコ市長HPより)
米国カリフォルニア州サンフランシスコ市のギャビン・ニューサム市長は8月4日、温室効果ガス削減を目指した画期的なグリーン・ビルディング条例に署名した。この条例は、新築の住宅や商業建築、既存建物の改築に厳しい基準を課しており、これにより、サンフランシスコ市は、米国で最も厳しい建築基準を持つ都市となる。
同市の気候行動計画によると、建物や施設のエネルギー使用により排出される温室効果ガスは、市全体の排出量の約50%を占めるという。1990年時点でも、サンフランシスコ市のエネルギー使用による二酸化炭素(CO2)排出量は約450万トンであり、環境に配慮したグリーン・ビルディングが気候変動対策の重要な鍵となっていた。
この条例の効果としては、2012年までに累積で、CO2排出量を6万トン削減、電力を22万メガワット時節約、飲料水を38万立法メートル節約、建築や解体の廃材を32万トン削減することなどが試算されている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080811_1.html
サンフランシスコ市長、全米で最も厳しいグリーン・ビルディング条例に署名