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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年08月23日
韓国大統領、建国60周年の演説で「低炭素・グリーン成長」ビジョンを発表
(駐日韓国大使館より)
韓国の李明博大統領は8月15日、第63周年光復節(独立記念日)と大韓民国建国60周年を祝した演説の中で、これからの60年のビジョンとして「低炭素・グリーン成長」を軸に掲げる方針を発表した。
李大統領は、「現在、世界は環境革命や新エネルギーに入ろうとし、私たちは文明の変化を見ているが、石油が全く出ない韓国には、こうした変化は危機と同時にチャンス」と語った。そして「グリーン成長は、温室効果ガスと環境汚染を減らす持続可能な成長であり、環境にやさしい技術とクリーン・エネルギーで新しい成長の機動力と雇用を創出する、新しい国家発展のパラダイム」と位置づけた。
演説で発表された主な政策は以下の通り。
・現在約5%のエネルギー 自給率を任期中に18%、2050年には50%以上に引き上げる
・新・再生可能エネルギーの普及率を、現在の2%から2030年には11%以上に、2050年には20%以上に高めるよう、総力をあげて投資する
・グリーン技術の研究開発投資を2倍以上に拡大し、2020年までに3,000兆ウォン(約310兆円)に達するグリーン技術市場の先導国になる
・家ごとに新・再生可能エネルギーを使えるよう、「グリーン・ホーム」100万戸プロジェクトを展開する
・「グリーン・カー」を新しい成長動力産業で重点的に育成し、任期中に、世界4大「グリーン・カー」強国に躍進させる
・「気候変動総合対策」を9月中に策定し、今年を低炭素社会への元年になるようにする
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080823_1.html
韓国大統領、建国60周年の演説で「低炭素・グリーン成長」ビジョンを発表