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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年08月31日
中国:再生可能エネルギー投資先としての魅力が高まる
(アーンスト・アンド・ヤングより)
英国、ロンドン発-再生可能エネルギーの投資先としての魅力度を比較した国別ランキングで、中国が英国に代わり第4位となった。これは、世界4大監査法人の一つといわれるアーンスト・アンド・ヤング(E&Y)が、2008年上期についてまとめた最新の報告書に基づき、8月19日に発表したもの。
再生可能エネルギー全般に関する魅力度指標で見た順位は、第1位が米国、次に、ドイツ、インド、中国と続く。前回4位だった英国は6位に後退した。長期的な風力エネルギーに関する指標でも、中国は第3位になり1つ順位を上げた。報告書は、中国が持続可能エネルギー源の導入によりエネルギー供給の多角化を図っているとしている。
中国政府は2020年までにエネルギーの15%を非炭素エネルギー源から得ることを目指しており、中国の再生可能エネルギー分野での躍進は、この政策に後押しされている面もある、とE&Yのジョナサン・ショーンズ氏は語る。また、同氏によると、中国はここ数年のうちに風力発電機器の主要輸出国になる可能性があり、すでに存在感を高めている太陽光発電産業に加えて、風力産業の分野でも進展が予想される。
(注)各指標の詳しい順位については報告書を参照した。
DSR指標= DSR指標とは?
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中国:再生可能エネルギー投資先としての魅力が高まる