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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年09月09日
第1回アフリカ・カーボン・フォーラム開催
(ENSより)
ダカール(セネガル)発―温室効果ガス市場の開発などに取り組む国際排出量取引協会は9月3日、第1回目の「アフリカ・カーボン・フォーラム」(Africa Carbon Forum)をダカール市内のホテルで開催した。京都議定書で定められた柔軟性措置の一つ「クリーン開発メカニズム(CDM)」 のもと、炭素排出量削減計画においてアフリカが公平な削減義務を負うことと、アフリカでの炭素市場に対する高まる関心を満たすことを促進するのがねらい。
フォーラム2日目の9月4日に行なわれた会議では、アフリカの財政面の障壁、自発的な炭素市場の重要性、エネルギー効率の向上、CER(認証排出削減量)の財政管理と価格設定計画に焦点が当てられた。
国際排出量取引協会のヘンリー・ダーウェント会長は、「186の企業からなる協会は、アフリカ全土にわたる画期的な出来事に必要な企業の参加を促しつつ、民間部門で協力できることを喜んでいる」と語っている。
CDMのもとでは、温室効果ガスを削減し、持続可能な発展に寄与するプロジェクト(再生可能エネルギーやエネルギー効率向上、植樹など)によって排出枠を得ることができるが、現在アフリカ大陸全体では1,150以上のCDMプロジェクトのうち、わずか27のプロジェクトにしか参加していない。議長国のセネガルはCDMの可能性を理解しており、参加規模を拡大したい考え。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080909_1.html
第1回アフリカ・カーボン・フォーラム開催