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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年09月13日
米国の風力発電設備容量が2万MWを超える -- しかし懸念材料も
(米国風力エネルギー協会より)
米国風力エネルギー協会(AWEA)は9月3日、米国の風力発電設備容量が2万メガワット(MW)を超えたと発表した。1万MWに達したのが2006年なので、それまで20年以上かかった実績をこの2年間で達成したことになる。現在の風力発電容量は20,152 MWで、これは米国の530万世帯に電力を供給できる量。
2万MWの風力発電設備容量とは、2,870万トンの石炭、あるいは、9,000万バレルの石油を使った発電と同じだけの電気を毎年作り出すことができることを意味する。また、現在この風力発電により、年間3,400万トンの二酸化炭素が削減できる。
しかし、急成長を後押ししてきた連邦政府の税制優遇措置が2008年末に終了する予定になっており、有効期間を延長する動きも遅れている。そのため、2009年の見通しがはっきりせず、新たな投資も手控えられている。AWEAのランドール・スイッシャー常任理事は、「税制優遇措置の期限切れが迫っており、これまで目覚しい発展をとげてきた風力発電にとっての懸念材料となっている」と語る。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080913_1.html
米国の風力発電設備容量が2万MWを超える -- しかし懸念材料も