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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年09月19日
アジア開発銀行交通フォーラム:環境に配慮した包括的な交通計画を
(アジア開発銀行より)
フィリピン、マニラ発-9月9日から12日までの4日間、アジア開発銀行交通フォーラム(ADB Transport Forum)がマニラで開催され、30を超える国から250人以上が参加した。アジア開発銀行(ADB)はこのなかで、開発パートナーに対し、交通インフラ計画における環境対策を確実に実施するよう要請した。
ADBのウルスラ・シェーファー=プロイス副総裁は開会式で、運輸部門は石油消費量が最も多く、アジア太平洋地域で排出される温室効果ガスのうち、最も急増している分野であると警告した。同地域における自動車市場は、毎年10%以上増加し、最高の成長率を見せている。
現在、ADBにおける融資全体のうち、3割以上が運輸部門への貸付となっている。交通計画は、気候変動や燃料価格の高騰、経済開発における不均衡などに対し、直接的・間接的な影響をもたらすものである。
「これらの問題は相互に関連し合っており、総合的かつ協調的な対応が必要。つまり、我々や各国政府の努力だけでなく、民間部門や市民社会を含む他の開発メンバーの協力が不可欠」と、同副総裁は述べている。
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アジア開発銀行交通フォーラム:環境に配慮した包括的な交通計画を