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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年10月05日
欧州議会環境委員会:乗用車に対する厳しい排出規制を支持
(欧州議会より)
欧州議会の環境委員会は9月25日、乗用車からの二酸化炭素(CO2)排出量を2012年から走行距離1Kmにつき平均120g(現在は160g/Km)とする欧州委員会の原案を支持する評決を行った。また、原案には含まれていなかったが、2020年以降は95g/Km以下とする長期目標を設定した。
この評決は、欧州連合(EU)で新規に登録される乗用車(M1カテゴリー)に対する排出規制案に関して行われたもの。欧州委員会のデータによると、自動車から排出されるCO2は、EU全体の排出量の12%を占めるという。
自動車業界に対する移行措置として、2015年までに段階的に実施することを認める修正案も出ていたが、環境委員会はこれを否決した。さらに、目標値を達成できなかったメーカーに対する罰則についても、超過分1gあたり一律50ユーロの課徴金を科すという案を退け、欧州委員会の提案どおり、2012年の20ユーロから次第に引き上げ、2015年以降は95ユーロにすることを支持した。
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欧州議会環境委員会:乗用車に対する厳しい排出規制を支持