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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年10月10日
英国の排出枠交付近づく――EU域内排出量取引制度第2フェーズ
(英国環境・食料・農村地域省より)
英国、ロンドン発-英国環境・食料・農村地域省は10月3日、第2フェーズに入ったEU域内排出量取引制度(EU-ETS)のもと、英国政府が近く排出枠(アローワンス)を交付すると伝えた。交付時期は、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局が管理する国際取引ログ(ITL)と、欧州の登録簿(レジストリ)システムの連結が完了してからになる予定。
UNFCCC事務局と欧州委員会によると、この連結作業は10月6日から始まり、少なくとも10日はかかるという。この作業の間、欧州連合の登録簿システムはすべてオフラインになる。
英国の登録簿は、作業終了後も排出枠の割当のため、さらに何日かはオフライン状態が続く。最終的にシステムがオンラインに戻り、2008年の排出枠が交付されるのは11月の初めになるとみられる。また、排出枠の最初のオークションは、2008年11月19日に予定されている。
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英国の排出枠交付近づく――EU域内排出量取引制度第2フェーズ