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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20081013

国連総長 気候変動による災害防止計画強化を訴える

カテゴリー:社会

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(国連より)

「ひどさを増す干ばつ、より破壊的な洪水や地すべりなど、気候がますます極端になるなかで、自然災害の影響を抑えるための取組みを大きく向上することは気候変動対策を先導するものとして極めて重要である」。9月29日、気候が変動するなかで起こる災害危機抑制について議論された国連閣僚会議で、潘基文事務総長が述べた。

潘事務総長はまた、「協調して行動しなければ、私たちは、かつてないほどの大規模な自然災害を見ることになるだろう。これは国際安全保障や国家間の関係までも脅かすようになる可能性がある」とも語った。事務総長は、インド北部を襲った大規模な洪水や熱帯性暴風雨グスタフなどで何百万もの人々に影響が及んだことを挙げたが、一方で、「自然災害は必ずしも惨事にいたるわけではない」とし、「バングラディシュやキューバ、ジャマイカ、マダガスカル、フィリピンなどの国々を見れば分かるように、適切な建築設計や土地利用計画、一般への啓蒙活動、地域での準備や効率的な早期警告などで、深刻な気候災害影響は抑えることができる」と述べた。

また、事務総長は、兵庫行動枠組が2005年に採択されて以来、枠組で定められた目標の達成に向けて、多くの国がリスク削減において進歩していると評価する一方、「世界はまだ順調に進んでいない」と述べ、「取組みと手段の大きな拡大が必要だ」と警告、リスク削減のための政策や訓練などへの投資は国民を守るために重要だと訴えた。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20081013_1.html
国連総長 気候変動による災害防止計画強化を訴える

 
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