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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年10月30日
グリーンピース、イタリア政府にEU温暖化対策の妨害をやめるよう要請
(グリーンピース・インターナショナルより)
イタリア、チヴィタヴェッキア発-環境保護団体グリーンピースのメンバーは10月16日、ローマ近郊のチヴィタヴェッキアに新しく建設された石炭火力発電所のクレーンによじ登り、『イタリア政府は京都議定書に反している』『石炭火力発電所はもういらない』と書かれた横断幕を掲げた。
これは、前日にブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)首脳会議で、イタリアのベルルスコーニ首相が、EUの温室効果ガス削減と輸入化石燃料への依存度低減を定めた法案に拒否権の発動を示唆し、EUの気候変動政策を台無しにしようとしたことに対する強い抗議行動。
グリーンピース・イタリア支部のGiuseppe Onufrio氏は、次のように述べている。「ベルルスコーニは頭を冷やして考え直し、EUが金融危機から回復し、新たな雇用と環境に優しい経済を生み出すうえで鍵となる、EU気候変動政策を支持するべきだ」。
現在、12月のポーランド・ポズナニ会議を前に、『石炭をやめよう』というメッセージを掲げた同団体のキャンペーン船が、イスラエルからポーランドに向けて航海中である。「気候変動に対処するには、時代遅れの石炭依存をやめなければならない」と、グリーンピース・インターナショナルのAgnes de Rooij氏は語る。
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グリーンピース、イタリア政府にEU温暖化対策の妨害をやめるよう要請