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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20081104

国際エネルギー機関 二酸化炭素回収・貯留技術の開発を世界に要請

カテゴリー:技術, 気候, 社会

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(国際エネルギー機関より)

パリ発――国際エネルギー機関(IEA)は10月20日、二酸化炭素回収・貯留技術(CCS)についての最新研究結果を発表した。CCS技術は温室効果ガス排出量を抑制し、気候を守る解決法として最も有望な技術であるが、いまだ多くの疑問が残っている。これまでのところ世界に存在する本格的なCCSプロジェクトはわずか4つで、いずれも石炭火力発電所から排出される二酸化炭素を回収するには至っていない。IEAの田中信男事務局長は、「国際社会が費用効率よく気候変動に取り組むために、絶好のチャンスが近づいている。CCS技術は主要な役割を果たすはずだが、そのことを今後10年の間に証明しなければならない」と述べた。

研究は、CCSが費用効率よく排出量削減を達成できることを実証、政府や産業界は大規模のCCS実証実験に出資し、もっと広く共同して前向きに取り組まなければならないと主張している。IEAは、当面の実証実験には最大200億米ドルが必要だと考えているが、田中事務局長によると、「CCS技術をうまく実証することができなければ、ほかの気候変動緩和策にかなりの費用をかけることになる」という。

今回の研究は、政府が支給できる奨励金のしくみを論じ、さらに、技術、政策、財政、国際協力の面から排出量削減目標達成に向けたCCS技術の手引きを提案している。田中氏は、「各国政府と産業界にとって、CCSで気候変動に大きな効果を生じさせるための早急な手段を取る際に、この研究が役立つことを願う」と話す。今回の研究結果は、書籍『仮邦題:二酸化炭素回収・貯留:二酸化炭素削減の重要な選択肢(Carbon Dioxide
Capture and Storage: A Key Carbon Abatement Option)』にまとめられている。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20081104_1.html
国際エネルギー機関 二酸化炭素回収・貯留技術の開発を世界に要請

 
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