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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年11月18日
再生可能エネルギー促進のための国際機関創設へ
カテゴリー:社会
(国際再生可能エネルギー機関より)
再生可能エネルギーの地球規模での使用を急速に進めていくため、ドイツ、スペイン、デンマークは10月24日、来年早々にも国際再生可能エネルギー機関(IRENA:International Renewable Energy Agency)を設立することを共同で発表した。スペインのマドリッドで10月23、24日の2日間にわたって開催された設立準備のための最終会議で、51カ国の合意を得て決定したもの。準備段階では、ドイツ、スペイン、デンマークがリーダー的役割を果たした。
参加国は、再生可能エネルギーと低炭素経済への転換は緊急課題であることを強調し、IRENAの暫定的組織としての準備委員会を導入することも決定した。2009年1月には最初のプロジェクトを計画、実施する予定で、先進国と途上国の両方に対し、再生可能エネルギーについての実践的な助言と支援を与えていく。
気候変動、上昇するエネルギー価格、輸入エネルギー依存、貧困、飢餓など、人類にとって深刻な課題について、再生可能エネルギーの可能性は証明されている。だが、その可能性が大きく、多くの国々が化石燃料への依存を減らしたいと考えても、再生可能エネルギーが世界中に広まり、採用されていくことは依然として厳しい状況だ。そうした中、地域においても国際的にも、さまざまな組織との連携を図りながら政府間の中心的役割を担うことになるIRENAの期待は大きい。IRENAは、関連情報の入手、効果的な金融メカニズム、最新の専門的技術を促進することになるだろうとしている。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20081118_1.html
再生可能エネルギー促進のための国際機関創設へ