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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年11月30日
米国初の「カーボンニュートラル・ゾーン」誕生
(ヴェラス・カーボン・ニュートラル・パートナーシップより)
米国、アトランタ発─企業・個人のカーボンフットプリント削減を支援する企業「ヴェラス・カーボン・ニュートラル・パートナーシップ」は11月14日、アトランタ市のコーナー・バージニア・ハイランド商店街が米国初の「カーボンニュートラル・ゾーン」になったと発表した。
同商店街には小売店や飲食店などが18軒あり、その全店舗が、ヴェラス社がシカゴ気候取引所から調達した認証済みCO2排出権を購入したことで、商店街全体がカーボンニュートラルな区域となった。このように共同で効果的に温室効果ガス排出量を削減しようとする取り組みは今後、サスティナブルな企業活動や自社のカーボンフットプリント削減に関心を持つ米国企業の見本になるだろう。
ヴェラス社と商店街にある小売店「エコベラ・オーガニック・ライフスタイル・ブティック」の創立者アンジー・キングマ氏を中心に始まったこの取り組みではまず、各店舗がヴェラス社によるカーボンフットプリントの監査を受け、オフセットすべき排出量を算出、その後、各店舗オーナーが自主的に必要な排出権を購入した。排出権はサスティナブルな森林管理を行なうヴァレー・ウッド社から提供されるもので、排出権売却による収益は慈善団体に寄付されている。
キングマ氏は「多くの店が環境にやさしいビジネスをしようと長年取り組んできたが、今回のプロジェクトで自分たちの地域社会のために団結するチャンスが与えられた」と話す。またアトランタ市サスティナブル局のマンディ・シュミット局長(Director of Sustainability)は「本日の発表は、望ましい方向に向かう重要かつわくわくするような一歩であり、アトランタ環境都市化運動を代表するもの」とのコメントを寄せている。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20081130_1.html
米国初の「カーボンニュートラル・ゾーン」誕生