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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年12月02日
「気候変動対策は経済効果あり」 消費者意識が明らかに
(ザ・クライメート・グループより)
気候変動問題に取り組む国際NGOザ・クライメート・グループ(The Climate Group/本部・英国)が行なった消費者調査で、英国の大半の人々は気候変動に取り組むことが経済を促進すると考えていることが分かった。調査レポートは同NGOが10月30日に発行、公表した。
調査によると、財政的に困窮している人々でさえ、英国の消費者が抱いている環境意識は依然として揺るぎないものだという。毎日の生活の中で個人的に何らかの気候変動対策をすることに強い関心を抱いている人は、昨年より9%増の24%にのぼった。
「気候変動に取り組むことにはお金がかからない」と考えている人は58%。「気候変動対策をすることで実際にお金を節約することができている」という人は約40%だった。この調査結果は、倹約すればするほど、ライフスタイルを変え、余った時間を気候変動対策に費やす心構えができることを示している。一方で、環境配慮のための特別な出費は望んでおらず、環境のために余分な出費ができる人は13%にすぎなかった。
また、より環境に優しいエネルギー会社を選ぶ時、家庭でのエネルギー効率を向上させたい時、食料品や家庭用品を買う時などに、「自分たちにできることはまだある」と認識している人も多かった。気候変動について「できるだけのことをしている」と感じている英国人は、2007年の13%から18%に増加した。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20081202_1.html
「気候変動対策は経済効果あり」 消費者意識が明らかに