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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年12月05日
COP14、ポーランド・ポズナニで開幕
(国連気候変動枠組み条約事務局より)
ポーランド、ポズナニ発-国連気候変動枠組み条約第14回締約国会議(COP14)が12月1日、ポーランド・ポズナニで開幕した。約2週間の日程で、京都議定書の第一約束期間が終了する2013年以降の枠組みについて、2009年末のコペンハーゲン会議での合意に向けた話し合いが行われる。
会議には、条約を批准する186の国と地域の政府代表を始め、企業や環境保護団体、研究機関の代表など1万1,000人近くが参加。議長を務めるポーランドのマツェイ・ノヴェツキ環境大臣は開会式で、「地球はその限られたシステムの限界に達した。対策を実施しないシナリオなどは選択肢ではない」と警告した。
今会議では初めて、「長期的な協力行動のためのビジョンの共有」に関する閣僚級会合を開催。途上国における排出抑制と環境に配慮した成長を支援し、不可避的な気候変動の影響に対処するために必要な資金や技術を調達する方法として、どのようなメカニズムを導入するべきかが焦点の一つとなっている。
また今会議では、対策技術が議題の中心となる予定。保険を含めたリスク管理、およびリスク軽減戦略についても徹底的に議論する。さらに、京都議定書に基づく適応基金の総仕上げを行い、京都議定書の見直しやクリーン開発メカニズムの改善なども検討する予定。
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COP14、ポーランド・ポズナニで開幕