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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20081227

カリフォルニア大気資源委員会 気候変動対策行動計画を承認

カテゴリー:エネルギー, 技術, 政治, 気候, 法律, 社会, 経済

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(カリフォルニア大気資源委員会より)

米国、カリフォルニア州サクラメント発-カリフォルニア大気資源委員会(CARB)は12月11日、温室効果ガス排出量を2020年までに1990年レベルにまで減らすというカリフォルニア州のスコーピング計画を承認した。

CARBのメアリー・ニコラス会長は、「計画は、経済的な節約になるエネルギー効率化、石油依存を脱するための再生可能エネルギーへの投資につながり、数十万人のカリフォルニア州民にとって環境に優しい職業を新たに創出するだろう」と述べた。また、「カリフォルニアは、国内で最初に行動を起こすことで、先頭に立ってベンチャーキャピタルをひきつける。クリーン技術の製品開発においても、トップの座につき、特許を獲得し、世界市場の需要とニーズを予測する」と続けた。

計画には、主に、「コストを節約するエネルギー効率化プログラムを拡充するための戦略」、「州の車へのクリーン基準導入」、「クリーンな再生可能エネルギーによる州内電力量の増加」、「低炭素型の燃料基準の導入」などの提案が追加された。

また、カリフォルニア州ソーラーイニシアティブ(California Solar Initiative)、高速鉄道、水に関するエネルギー効率向上対策、トラックや州内の埠頭に着く船舶の炭素排出量を減らすさまざまな規制を本格的に展開することも提案しているほか、二酸化炭素よりも地球温暖化に大きく影響する、冷媒やそのほかの産業ガスなどの非常に強力な温室効果ガスを安全に減らすための方策も含んでいる。

承認に際しては18カ月間にわたって、多くのワークショップや公開集会などが開かれたり、委員会で何百人もの人々の発言を得たりと、一般州民の参加によるところが大きい。今回の承認で、カリフォルニア州は包括的な温室効果ガス削減計画を正式に認めた米国初の州となった。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20081227_1.html
カリフォルニア大気資源委員会 気候変動対策行動計画を承認

 
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