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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20081229

報告書:セメント業界、排出量90%削減も可能

カテゴリー:技術, 経済

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(世界自然保護基金より)

ポーランド、ポズナニ発─世界自然保護基金(WWF)は12月2日、世界のセメント業界は予測されている同業界からの温室効果ガス排出量を最大で90%回避できるとする報告書を発表した。

気候に優しいセメント業界の青写真を示す同報告書によれば、エネルギー集約率が高く、世界の総排出量の8%を排出している同業界には、予測された成長を続けながら、カーボンフットプリントを減らすことができるツールはすでにあるという。「セメント会社は、気候変動への影響を減らすための選択肢がなくて困るという状況ではない」とWWF気候ビジネスエンゲージメント部門(Climate Business Engagement Unit)のオリバー・ラフ代表は語っている。

また、より効率的なセメント利用や添加剤や代替物の増加などによって排出量削減が可能となり、製造過程における熱・電気エネルギーの大規模な省エネ化も可能だという。また技術的な方向付けや基準作りと同様に不可欠なのは、先進国・途上国双方の政府による支援政策の枠組みだと指摘している。「現在、建設材の需要が世界的に高まっており、その傾向は新興経済で最も顕著。本報告書は経済成長と温室効果ガス排出増加を切り離すことは可能だと証明している。これは、中国のような新興経済の発展について協議する際、産業と政府にとって貴重な教訓だ」とWWF中国気候変動・エネルギープログラム(Climate Change and Energy Programme)のドンメイ・チェン氏は話している。

同報告書によると、セメント工場技術で国際市場の2割を占め、同技術で世界的リーダーの座を狙っている中国において、従来のシャフトキルンに比べかなり効率的とされる乾式キルンで生産したセメント量は、2000年に国内セメント総生産量の12%であった。しかし乾式キルン導入に対する大規模投資が進行中で、その割合は2005年に53%となり、2010年までには70%以上になるとみられている。


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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20081229_1.html
報告書:セメント業界、排出量90%削減も可能

 
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