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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年12月30日
米国の「地域温室効果ガス・イニシアティブ」:第2回目の排出枠オークションを実施
(地域温室効果ガス・イニシアティブより)
米国、ニューヨーク発-米国の10州が参加する「地域温室効果ガス・イニシアティブ」(RGGI)は12月17日、米国初の強制参加によるキャップ・アンド・トレード制度のもと、第2回目の二酸化炭素(CO2)排出枠のオークションを実施し、その結果を12月19日に発表した。
RGGIのプログラムに参加しているのは、コネティカット、デラウェア、メーン、メリーランド、マサチューセッツ、ニューハンプシャー、ニュージャージー、ニューヨーク、ロードアイランド、バーモントの10州で、その地域に所在する発電所を対象にして温室効果ガスの削減を目指している。
プログラムの開始は2009年1月1日からであるが、事前の予備的なオークションとして、9月に第1回目が行われ、今回が2回目となる。この12月のオークションでは、約3,150万トンのCO2排出枠が売り出され、CO2排出量1トン当たり3.38ドルの市場決済価格で売却された。
オークションにより得られた約1億650万ドルは、各州が提供した排出枠の割合に応じて配分され、それぞれの州においてエネルギー効率化やクリーン・エネルギー技術への投資に向けられる。
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米国の「地域温室効果ガス・イニシアティブ」:第2回目の排出枠オークションを実施