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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20090114

ジャトロファ由来のバイオ燃料を使った飛行テスト成功--ニュージーランド航空

カテゴリー:エネルギー, 経済, 運輸

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(気候ニュートラル・ネットワークより)

国連環境計画(UNEP)の気候ニュートラル・ネットワークは2008年12月31日、ニュージーランド航空がジャトロファという植物のバイオ燃料を使った飛行テストに成功したと伝えた。ボーイング747の4基のエンジンの1つに、ジャトロファ由来のバイオ燃料と通常のジェット燃料を1対1で混合した燃料を搭載して飛行した。

ニュージーランド航空は、2013年までに航空機燃料の10%を持続可能な原料にすることを目標にしており、今回のテスト飛行はその一環となるもの。ジャトロファのバイオ燃料は、エンジンを変更する必要もなく、航空機燃料として適していることが実証された、と同社は語る。

2008年初めには、英国のヴァージンアトランティック航空が、ココナッツ油などを原料とするバイオ燃料を20%混合し、ロンドン-アムステルダム間のテスト飛行に成功している。さらに、他の航空会社数社も既存のジェット燃料に加えてバイオ燃料を使用する計画を発表している。

バイオ燃料は気候変動対策として有力視されている一方で、かえって二酸化炭素排出量を増やし、生物多様性や食糧安全保障を脅かすのではないかという懸念も出ている。しかしながら、ジャトロファの種子から取れる脂質は食用に適さず、また、乾燥地や耕作地に不向きな場所など厳しい条件でも育つ。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090114_1.html
ジャトロファ由来のバイオ燃料を使った飛行テスト成功--ニュージーランド航空

 
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