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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年01月16日
オバマ次期米大統領、よりグリーンな経済への劇的な行動を公約
(ENSより)
バージニア州フェアファックス発―バラク・オバマ次期米大統領は1月8日、代替エネルギーの生産を倍増し、連邦政府の建物の75%と一般家庭200万戸の断熱性を高め、新しいインフラ、科学、研究、技術に投資することで、300万人の雇用を確保又は創出する計画を速やかに実施すると公約した。
オバマ氏は、ジョージ・メイソン大学での演説で、1月20日に大統領に就任する直後から進める予定の数十億ドル規模の「米国復興再投資計画(American Recovery and Reinvestment Plan)」は、「新しい政策というだけでなく、最も緊急な課題に対応するための全く新しいアプローチ」であると述べた。
オバマ氏によると、同計画の実施過程で生み出される新規雇用は、「給料がよく、外注できない」もので、「太陽光パネルや風力タービンの製造、燃料効率の優れた自動車の生産や建物の建設、さらなる雇用創出と省エネの実現、おまけによりクリーンで安全な地球をもたらす新しいエネルギー技術の開発をする仕事」だという。
オバマ氏は、「流れを変えるには遅すぎないと信じている。しかし、できるだけ早く劇的な行動を取らなければ、手遅れになるだろう」と述べながら、行動しなかった場合には、「この不景気が数年続き、失業率は2桁まで上がるだろう。経済は生産能力を1兆ドル下回るため、4人家族の世帯の所得は1万2,000ドル以上減少する可能性がある」と指摘した。
しかしオバマ氏は衰えることのない希望のメッセージを伝えながら、好機と繁栄を取り戻すことは可能で、米国の再構築をすぐに始めると約束した。
オバマ氏は、「この危機は、私たち自身がその大部分と作り出したのだから、自分たちの力で解決できないわけがない。私たちの問題は過去の失敗が原因であり、未来の素晴らしさをもたらす潜在的な可能性とは関係がない」と述べた。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090116_1.html
オバマ次期米大統領、よりグリーンな経済への劇的な行動を公約