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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年01月22日
新しいISO規格、新築建物の省エネに向けた設計ガイドラインを示す
(国際標準化機構より)
国際標準化機構(ISO)は1月12日、新築建物のエネルギー効率を評価するための新しい国際規格「ISO 23045:2008」を発表した。この「ISO 23045:2008 建築環境設計--新築建物のエネルギー効率を評価するためのガイドライン(Building environment design - Guidelines to assess energy efficiency of new buildings)」は、具体的な設計ガイドラインを示すことで、建築部門における省エネを促進するもの。
建築部門は温室効果ガスの主要排出源の一つとされている。しかしながら、建築物や付随する機械設備の省エネ設計に関する規格を適用することで、二酸化炭素の排出量を大きく削減することができる。今回の国際規格は新築の建物を対象にしているが、冷暖房、照明、給湯、換気などのシステムにも適用できる。
この規格作成にあたったISO部会のリーダーであるStephen Turner氏は、「今、世界中で自然資源を有効利用する動きが広がっており、これが、エネルギー効率の高い建築物や設備に対する市場を拡大させている。建築部門では、熱効率の向上や機械設備の効率化を図る設計により、建物のライフサイクル全体を通じた省エネができるという大きな期待がある」と語る。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090122_1.html
新しいISO規格、新築建物の省エネに向けた設計ガイドラインを示す