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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年01月23日
欧州の石油需要、2050年までに50%削減が必要
カテゴリー:エネルギー, 政治, 法律, 社会, 経済, 運輸
(欧州経済社会評議会より)
欧州経済社会評議会(EESC)は1月9日、欧州議会の産業・研究・エネルギー委員会(ITRE)に意見を求められ、今後40年間で欧州の石油需要を50%以上削減するという目標を呼びかけた。
意見の報告者で、EESCの交通、エネルギー、インフラ、情報社会部門(Section for Transport, Energy, Infrastructure and Information Society)のメンバーである、デレク・オズボーン氏は、「今後数十年の石油の未来をかたちづくる2つの重要な要素は、気候変動の加速化と、世界の減少する石油資源への安全なアクセスを入手することがますます困難になるということである」と述べた。
また、オズボーン氏は、「欧州連合は気候変動とエネルギーに関する一括法案によって、欧州で必要とされている対策のよいスタートを切った。これらを素早く積極的に実施することは可能で、そうすべきだが、欧州にとって十分で包括的な戦略となると、さらなる対策が必要だとEESCは考えている。」と指摘した。
EESCは、交通、建設や建物、発電、など、主な部門で欧州の石油需要を減らす具体的な提案を行っている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090123_1.html
欧州の石油需要、2050年までに50%削減が必要