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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20090127

環境保護団体、ナイジェリア大統領に石油会社によるガスフレアリングを停止させるよう要請

カテゴリー:エネルギー, 政治, 法律, 生態系, 社会, 経済

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(FoE Internationalより)

ナイジェリア、ラゴス発-環境保護団体のFoE Internationalは1月12日、石油会社によるガスフレアリングの停止を求め、ナイジェリア大統領に手紙を送るキャンペーンを開始した。ナイジェリアでは、ガスフレアリングの停止期限を2008年12月31日としていたが、同国最大の石油・ガス企業であるシェルを筆頭に、石油会社は今なおガスを燃焼し続けている。

原油とともに産出される随伴ガスを最も安く分離する方法は、ガスを燃焼すること。「ナイジェリアの裁判所が、ガスフレアリングを違法とする判決を下したにもかかわらず、石油メジャーは、石油が豊富なニジェール・デルタでガスを燃焼し続けている。ナイジェリア政府は、石油会社による破壊的行為を今すぐ止めさせなければならない」と、FoEナイジェリアのニモ・バシー氏は語る。

ナイジェリアは、世界屈指のガスフレアリング大国。自動車1,800万台分に相当する温室効果ガスを排出しているばかりか、人口密集地域に有害物質を垂れ流し、ニジェール・デルタ地帯に環境汚染と健康被害をもたらしている。ガスフレアは、白血病や喘息の原因となり、早世につながる危険性がある。また、湖や川を酸性化する酸性雨も発生し、環境汚染は深刻化している。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090127_1.html
環境保護団体、ナイジェリア大統領に石油会社によるガスフレアリングを停止させるよう要請

 
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