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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年02月01日
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」打ち上げに成功
(国連アジア太平洋経済社会委員会より)
タイ、バンコク発―日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月23日、温室効果ガスを宇宙から測定する初の観測技術衛星「いぶき」の打ち上げに成功した。英語名の頭文字をとって「GOSAT」とも呼ばれるこの観測技術衛星は、温室効果ガスを観測し、その影響をモニターする。
高精度センサーを搭載した「いぶき」は、これまでデータが得られなかった地域を含む地球のほぼ全域にわたって、温室効果ガスの濃度を測定することができる。稼働が開始されれば、観測地点からの最新データが3日ごとに入り、そのデータは科学者たちに無償で配布される。
JAXAは国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の主要パートナーの一つであり、JAXAとESCAPは2008年12月、自然災害リスクの軽減や環境など、アジア太平洋地域におけるさまざまな問題に関して協力するための覚書を締結した。この2つの組織は、今後も災害リスク軽減や気候変動問題で協力を続けていく。
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温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」打ち上げに成功