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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20090209

2008年の炭素市場規模、1,180億ドルで対前年比84%増

カテゴリー:経済

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(ニューカーボンファイナンスより)

炭素市場の分析や予測を行っているニューカーボンファイナンスは1月8日、2008年の炭素市場の取引総額は1,180億ドル、取引高は合計40億トンであったことが、2008年における取引活動の最新分析で明らかになったと発表した。取引高と排出枠価格の両方が上昇したことを受け、前年に比べて、年間取引高は42%増、時価総額はその倍の84%増にも膨らんだ。

国際炭素市場において、EUA(欧州連合アローワンス)の取引高は70%、時価総額でも80%と、EUAの支配的な状況は2008年も続いたが、クリーン開発メカニズム(CDM)用の二次CER(保証付き認証排出削減量)も着実に拡大しており、その市場シェアは2007年の8%から2008年に13%へ増加、取引総額は140億ドルであった。一方、CDM事業から直接購入される一次CERの取引総額は2008年に対前年比30%減の58億ドルで、取引高は3億8,100万トンであった。

2009年の炭素市場について同社は、「2008年に比べて成長率は鈍るものの拡大傾向は続き、2009年末の市場規模は1,500億ドルになる」と予測している。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090209_1.html
2008年の炭素市場規模、1,180億ドルで対前年比84%増

 
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