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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年02月10日
国際再生可能エネルギー機関、ボンで設立される
(ドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全省より)
世界100カ国以上の政府代表者が参加する国際再生可能エネルギー機関(IRENA)設立の署名式典が1月26日にドイツのボンで行われ、IRENAが正式に誕生した。同機関の設立は、未来志向のエネルギー供給に向かう道において一里塚となった。
同機関の目的は、再生可能エネルギーは膨大な機会をもたらす可能性があるにもかかわらず、現在のエネルギー消費量における再生可能エネルギー利用の割合が低いというギャップを、地球規模で埋めていくこと。再生可能エネルギーの課題のみに焦点を絞る初の国際機関となるIRENAの主な業務は、適切な枠組みづくり、能力開発、資金調達の向上、再生可能エネルギーの技術やノウハウの移転などに関する助言の加盟国への提供。
IRENA設立については、ドイツ政府がイニシアチブをとり、スペインとデンマークが最初から積極的に支持してきた。ドイツのガブリエル連邦環境大臣は、「IRENAは、再生可能エネルギーに国際的発言力と政治的弾みをもたらすものとなり、再生可能エネルギーに関する世界的プラットフォームとなる」と語っている。
IRENAの拠点地と初代事務局長は2009年6月に選出される予定。
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国際再生可能エネルギー機関、ボンで設立される