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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年02月11日
マッカーサー基金、気候変動適応支援ネットワーク設立を支援
(世界自然保護基金より)
米国、イリノイ州シカゴ発―世界自然保護基金(WWF)の2月3日付けのリリースによると、米国のマッカーサー基金(the John D. and Catherine T. MacArthur Foundation)は同日、WWFと国際自然保護連合(IUCN)に対して、生態系と社会の適応ネットワークを新設するために、200万ドルを提供すると発表した。同ネットワークは、脆弱な生態系の回復力を高め、人間社会が変化する気候に無理なく適応できるように取り組む、環境保護団体、各国政府、国際機関などの資金になる。
マッカーサー基金のジョナサン・ファントン会長は、「気候変動の規模と緊急性は、動物や人間が変わりゆく地球に適応するために、世界的な協力と革新を必要としている。緩和策は必要だが、十分な対応ではない。適応が「負け」であり、気候変動の根本的な原因に取り組むインセンチブを減らすと心配して、それを却下することはもはやできない。この独創的な新しいネットワークは、適応科学分野の誕生を促し、知識の蓄積や新しいアイデアを触発するだろう」と述べた。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090211_1.html
マッカーサー基金、気候変動適応支援ネットワーク設立を支援