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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年02月23日
大手航空会社、新たな気候変動枠組みに航空機からの排出を含むよう求める
(ザ・クライメート・グループより)
中国、香港発─エールフランス航空/KLMオランダ航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、ヴァージンアトランティック航空の航空会社4社と空港運営会社BAAの計5社は2月12日、12月にコペンハーゲンで開催される国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)において交渉が行われる新たな枠組みに国際航空輸送からの二酸化炭素(CO2)排出量も含めるよう求める共同声明を発表した。
5社はアビエーション・グローバル・ディール(AGD:Aviation Global Deal)グループを創設。香港での第1回会合で発表された共同声明で、航空業界として実用的で効果的、かつ公正な地球規模の政策的解決を求め、新しい枠組みにおいて業界のすべきことを明記した。下記は主なもの。
・真の環境的利益を提供する
・開発の水準が異なる国の間にある「共通だが差異ある責任」という国連の原則を反映する
・業界として世界における排出量削減と厳しい気候変動目標達成に向けた責任感を持ち、航空輸送の社会的・経済的利益のバランスをとる
現在、世界のCO2排出量の約2%を占める国際航空輸送からの排出は、京都議定書には含まれておらず、国際的な気候変動条約の下で管理されていない。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090223_1.html
大手航空会社、新たな気候変動枠組みに航空機からの排出を含むよう求める