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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年02月24日
二酸化炭素排出による温暖化の進行 今後1000年間で5倍に
カテゴリー:科学
(リバプール大学より)
英国、リバプール発―英国のリバプール大学は1月28日、二酸化炭素よる温暖化の進行が今後1,000年間にわたり5倍になることが明らかになったと発表した。
現在の炭素排出量が大気と海洋の間における炭素交換の微妙なバランスにもたらす影響を研究したところ、過度の二酸化炭素を蓄える海洋の能力が長期にわたって地球の温暖化に影響をもたらすことが分かった。
石炭、石油、ガスという全炭素資源が枯渇したら、大気中の過剰な二酸化炭素は海洋の自然科学を変え、その炭素ガス吸収・交換能力を妨げ始めるという。
同大学で地球・海洋科学を研究するリック・ウィリアム教授は、「大気中の余剰な二酸化炭素は海洋の酸性化を進め、二酸化炭素吸収力を妨げる。そして、大気中に残存する二酸化炭素は温暖化を進め、海面の上昇を招き、北極の氷床融解も悪化させるだろう」と話している。
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二酸化炭素排出による温暖化の進行 今後1000年間で5倍に