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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年03月01日
バイオ燃料に関して賢明な選択を--シエラクラブ、ワールドウォッチ研究所報告書
(シエラクラブより)
米国、ワシントンDC発―シエラクラブとワールドウォッチ研究所は2月18日、バイオ燃料の利用促進を進める米国の取り組みに対して政策改革が必要であるとする報告書「バイオ燃料の賢明な選択」(Smart Choices for Biofuels)を発表した。
2008年の米国のバイオ燃料生産は90億ガロンを超え、大部分がトウモロコシを原料とするエタノールであった。米国では、2022年までに年間360億ガロンのバイオ燃料利用を目指すことが定められており、国内の生産量も2005年から2倍以上になっている。報告書では、このような急激な増加に伴う問題点を取り上げている。
さらに、バイオ燃料を環境的、社会的にもっと持続可能なものにし、また、運輸部門への利用で温暖化対策に貢献するための道筋も示している。例えば、スイッチグラスなどのセルロース系原料への移行促進、排出量削減と土壌劣化防止のため効率のよい農業方法を導入することなどを提案している。
そして最後に、次の4つの政策カテゴリーにおいて、具体的な政策提案を行っている。
・ 持続可能性基準の作成
・ バイオ燃料生産と新技術の促進
・ バイオ燃料を通じたグリーン雇用の創出
・ エネルギー部門全体としての政策の一貫性
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この記事のURL
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090301_1.html
バイオ燃料に関して賢明な選択を--シエラクラブ、ワールドウォッチ研究所報告書