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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年03月22日
持続可能な森林管理 1,000万の新規雇用を創出
(国連食糧農業機関より)
ローマ発―国連食糧農業機関(FAO)は3月10日、持続可能な森林管理に投資をすれば、環境に配慮する「グリーン雇用(green jobs)」を、新たに1,000万創出できると発表した。
「現在の経済不況でさらに失業者数が増える中、持続可能な森林管理は数百万ものグリーン雇用を生み出す手段となり、貧困を減らし環境を改善する一助となる」とFAO森林局局長補佐のジャン・ヘイノ氏は述べる。同氏は、森林や樹木は重要な炭素吸収源であるため、このような投資は気候変動緩和策と対応策の両方に大きく役立つとも語っている。
国際労働機関(ILO)の最新研究によると、世界の失業者数は、2007年には1億7,900万人だったのが、2009年には良くて1億9,800万人、最悪のケースで2億3,000万人に増える見込み。
林業への投資を増やせば、森林管理、農林業、森林火災管理、林道や保養地の開発と管理、都市緑化促進、荒れた森林の修復、植林などといった職業がもたらされる。
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持続可能な森林管理 1,000万の新規雇用を創出